まず始めに単純で有りながら難しく、しっかりと行えなければいけない事。
リラクゼーション、瞑想、呼吸法。
目を閉じ、全身の筋肉全ての緊張を解き、四拍呼吸を行う。
姿勢は一番リラックス出来る姿勢が好ましい。
仰向けに横たわって行う事が一番やりやすいと思うが、
その際、寝てしまわないように注意。
四拍呼吸というのは、4,4,4,4のリズムでの呼吸の事。
最初に肺の中全ての空気を吐き出し、
そこから4つ数えながら息を吸い、
4つ数えながら息を止め、
4つ数えながら息を吐く、
そしてまた4つ数えながら息を止める。
この繰り返し。
このとき気を付けなければならないのは、
無理な呼吸をしない事、
肺の筋肉だけで呼吸しない事、
息を止める時、喉を閉めて止めない事。
続けて5分以上行わない。
止める時は口から肺まで空気が自由に出入りできるような状態で止める。
喉を閉めていなければ吸った状態で胸や腹を叩けば口から空気が漏れるハズなので、
最初はそれを目安にするといい。
呼吸は腹式呼吸。
肺の下にある横隔膜を意識し、それを上下させる事で肺に空気を取り込む。
この訓練をしながら全身の筋肉をよく意識すると力が入ってしまっている部位があるハズなので、
そこを見つけたら、その部位が暖かくそして重くなるように感じるようにする。
最低限、初歩の訓練として毎日の日課。
これだけはしっかり出来るようにする事。
上記の事が正確に出来るようになり、ステップを上げて良いと思えば次の段階。
それまでは安易に進めてはいけない。視覚化等でイメージの暴走等に見舞われる危険や、
精神的・肉体的に過度な負担が掛かる恐れがある。